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スローガンのliftmanのレビュー・感想・評価

スローガン(1968年製作の映画)
3.2
90年代後半のこじゃれボーイズアンドガールズが憧れまくって過大評価されてた世界。
ピチカートファイブとか、サバービアとか、セントジェームズとか、フリッパーズギターとか、シトロエンとか、アニエスベーとか、ヴァージンメガストアとか、そんなのを思い出してしばし恥ずかしく、かつ年月の経過に呆然としてしまいました。ま、そんなのもいいか。

冷静に観ると、ジェーン・バーキンは頭悪いし、ゲンズブールは貧相なおっさん。それはそれでなんだか今の世の中にはない色気があるのだけど。
とにかくフランスというか、パリが一番調子良かった時代の最先端のファッションやインテリアや風俗をみてるだけ十分でストーリーとかは二の次でした。

唯一音楽がアフリカンパーカッション推しで斬新。きっとみんな高いサントラのレコード買ってサンプリングしたんだろうな。
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