Ginny

アニー・ホールのGinnyのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
3.5
ダイアンキートンがめちゃめちゃめちゃめちゃ可愛い。

見る順番を間違えたのかもしれない、と思った。
ウッディアレン節の、基本の最初の始まりの、かもしれない。
私が彼の作品に興味を持ったのは、比較的新しいものだから。
ブラッシュアップされている。もちろん基礎の初歩の根底は本作にあるのだろうけれど…見る順番が違ったら、ウッディアレンらしさの変遷を味わうことができたのかもしれないと少し悔しい。

でも、映画は勉強じゃないから。
教科書があるわけじゃないから。
どんな順番で見てもいいし、どんな感想を抱いてもいい。
新しい作品に触れて、そっちをいいと思うのは、それはそれでいいこと、だって、そう思えなかったらなんで最新作を作り続けるの?今の世もずっと映画を作り続けてるの?ってなっちゃうし。
と思い至りました。

男女の出会いのときめきもマンネリのだるさも別れの苦さも未練の恋しさもウッディアレンにかかれば1時間半でこんなお洒落にポップに描いてくれる。
素敵な映画でした。
Ginny

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