2017-232-181-051
2017.12.31 TC西宮OS Scr.12
午前十時の映画祭8 17本目
・ウディ・アレン作品の原点?
・男と女
・ウディ・アレン自身
2017年最後の鑑賞作品です(^_^)
ウディ・アレン作品の原点?
本来は俺なんかがそんなこと言うのはおこがましいんですけど、そんな風に感じました。
観たことのあるウディ・アレン作品のエッセンスが全て本作に凝縮されてるなと。(^_^)
ニュー・ヨークへの愛情。
洒落た会話の風刺とユーモア。
差別ネタ。
コメディアンのジョーク。
第4の壁を越えた会話。
カウンセリング。
求める愛情と自我との相克。
男は自我を捨てられず
女は終わった愛を乗り越えていく
(^_^)・・・
子供の頃トマトスープを食べてるシーン。
ウォーホルが毎日キャンベルのトマトスープを飲んでたって話を思い出しちゃった(^_^)
何故かそんなことが心をよぎった。
・・・いつも通りのウディ・アレン節濃厚版でした(笑)
でも俺、何故か本作に乗り切れなかったんですよね。
嵌まらなかった。
何故か・・・?
レビュー書いてて、何となくハッキリしてきました。
本作は、
彼の映画のエッセンスっていうか・・・
彼自身でしょう。
しかも相手はプライベートでもパートナーだったダイアン・キートン。
本作に彼女が出てるのは知らなかったし、撮影時期にどういう関係だったのかも知らないけれど。
この作品、お互いにどんな気持ちで撮ったんだろう?
そりゃお互いプロなんだけどさ。
結局俺が今までウディ・アレン作品の味っていうか、特徴だと思っていたものは、
作風ではなく彼自身、彼そのものだったってことなのね。
そう思ったら急に息苦しくなった。
生々し過ぎて。
俺、ウディ・アレンの作品は根本的には全て同じだと思ってます。
少なくとも鑑賞してるここ数年は。
それが、御歳82才の御大の人生そのものを語ってたのかって。
多分、本作鑑賞時にも、無意識にそんな「重さ」を感じてしまったのだと思います。
だって、分かり合えないって結論なのよ。概ね。
それを繰返し語っている・・・
まあ、映画は大衆娯楽の王様ですからね。
その辺りは軽く受け流して(* ̄∇ ̄)ノ♪(笑)
また色んな映画観るぞぅ♪
勿論ウディ・アレンの新作も楽しみにしてます(^_-)
追記。
・2017年鑑賞作品の最後のレビューになります(^_^)
まぁ、とっくに新年は明けているのですが・・・
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