ニューヨークの独立非営利団体であるFilm Formで「Annie Hall」の特集があったので観賞。
このユニークな映画館では、時々、ニューヨークを舞台にした古い映画が上映されるのだが、Woody Allenの映画は定番。
そして彼の映画をニューヨーカーと観るのが贅沢な時なのかもしれない。同じ場面で笑える快楽と同じ場面で笑えない屈辱。
この映画はアカデミー賞も受賞しているしWoody Allenのベスト映画といわれているが、原点にあるのはニューヨークへの思いなのだろう。ニューヨークとLAを比較するところからして。
街自体がシニカルで一筋縄ではいかない。だからこそ、この街で人生を謳歌できる。ペシミストになることも厭わない。
Woody Allenの映画を観終わった後の楽しみが、自分の気に入ったQuotesを探すこと。彼のセリフ（殆どの場合はジョークだが）の中に込められた深い意味を探ることの楽しみ。大半が人生に関することだ。
I would never wanna belong to any club that would have someone like me for a member.
