けん

アニー・ホールのけんのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
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「午前十時の映画祭」デートで見て、号泣した。

この前提出したES↓
Q.いちばん心に残った
 作品は何ですか?
A.
ウディ・アレン監督『アニー・ホール』
一昨日鑑賞したばかりであるが、未だに一つ一つのシーンが思い出され胸がジリジリするため、今現在一番心に残っているコンテンツである。
この作品は、多くの技法が採用されている。第四の壁を破るウディの語りかけや、子ども時代の回想に主人公の視点が介入されるシークエンスや、突然画面に心情を表す文字が登場したり、アニメーションになるなどめまぐるしい。
これにより、映像の自由度の高さが改めて感じられた。映像の視覚的表現は、他の媒体よりも身近で現実味があるため、日常を芸術に昇華できると考えた。また、人の詩的で曖昧な心情を、作品をとおして他者と共感できるという鑑賞ができることに意義を感じた。
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