アニーと別れましたって話をするところから物語は始まるのだが、ここの時点でもう笑いが起きる。
そして確信する、これは好きなやつだ、と。
地球の滅亡を恐れて宿題しない小学生時代の回想シーン。好き。
もし子供ができたらこんな子欲しい。理想の息子だわ。
サイモン&ガーファンクルのポール・サイモンが大物歌手のトニー役で出演していてちょっと、お!ってなった。
“私を会員にするようなクラブに入りたくない気持ち”めちゃくちゃわかる!
表現力すごいな。
というかこの表現が、映画そのものを表しているような気もする。
マンハッタンもそうだったけど、
なんといっても、ダイアンとウディのコンビネーションが抜群すぎる。
ありきたりな恋愛テーマをこんなにもお洒落に、繊細に、皮肉に、センスたっぷり盛り込んでくるウディ・アレン。お見事です。
更にファンになった。
もう少し大人になったら違う目線で観れるかな、再見が楽しみ。
とっても男性的な作品で面白かったです。