オーウェン

喜劇王のオーウェンのレビュー・感想・評価

喜劇王(1999年製作の映画)
4.1
チャウ・シンチー主演で「喜劇之王」というタイトル。
たっぷり笑わせてくれるかと思いきや、後半は結構シリアスモードというか、センチメンタルなお話に蔵代わりしたかのような仕上がり。

今回シンチーはしがない役者。
徹底的に役にのめり込むのが災いして失敗ばかり。
ところが主演女優に見初められて一気に出世。

落ちて這い上がるというシンチー作品の基本的姿勢は相変わらず。
ここにセシリア・チャン演じるホステスが絡んでの恋愛もの。
さらには常連のン・マンタとのコンビも絶好調。

他にもカレン・モクがまるでジョン・ウー作品のような演出でアクションを見せたりなど盛り沢山。
ジャッキー・チェンが意外な役柄でカメオ出演なのも楽しい見せ場。

そしていつもように素人っぽいキャスティングもシンチーならでは。
しかし中国にも女子高生パブなんてあったのか(笑)
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