ピータージャクソンの初期作品。ほぼ彼のハイパー悪趣味で出来ているゾンビ・スプラッター快作。グロい!汚い!超楽しい!
何見て育ったらそんなの思いつくの!と感動するくらい、とことん人体破壊のアイディアが秀逸。芝刈り殺戮は言わずもがな、赤ちゃんゾンビのスーパー暴挙とか本当に凄まじい。中盤、ゾンビ達によるランチとかも相当イカレていたが、それが目じゃないくらい終盤は汁が多くて胸焼けする(褒め言葉)。
臓器だけで動くゾンビなんてのも存在して、それが「タスケテ…オネガイ…」と命乞いを始めるシーンがめちゃ可愛すぎ、血管ブチ切れるほど衝撃を受けた。
怪獣みたいにラスボスが登場し、主人公と対峙するシークエンスも非常に◎。無駄な要素のみで出来た無駄のない作品というか、完全なるジャンル映画です。思い出したら観たくなる隠れた逸品。Blu-rayで欲しい。