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トイレットのパールのレビュー・感想・評価

トイレット(2010年製作の映画)
3.8
ペースを乱される事が嫌いで誰とも関わりたくないロボットオタクのレイ。パニック障害を抱えて自分はダメな人間だと泣いてばかりいるモーリー。フェイクでいたくない大学生のリサ。そして英語が話せない日本から来たばーちゃん。とびきり可愛いセンセーという名の猫。

母親の死をきっかけに、噛み合わなかった家族がまとまり始める。

淡々とした日常だけど、少しずつ気づかなかった事に気づいて関係が変わっていく。もたいまさこの存在感。表情だけで優しさがじわじわ伝わって来る。セリフはたった一言だけどモーリーを救う。

トイレットというタイトルのセンス✨意外と深い意味が込められている。

萩上直子監督の作品はやっぱり温かい。凄く好きだ。
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