にゃんこむ

ねこタクシーのにゃんこむのレビュー・感想・評価

ねこタクシー(2010年製作の映画)
3.4
お笑い芸人兼俳優のカンニング竹山主演作品。

○教師を辞め、3年目になるタクシー運転手の仕事は、中々上手く行かない。運転技術も接客もダメダメで売上万年最下位の主人公(カンニング竹山)。ある日、猫がタクシーに乗ってしまった事をきっかけに、ネコババと呼ばれる釣り銭詐欺ババァから猫を二匹貰い受け家族にする。
そしてタクシーに猫を乗せて営業するという妙案を思いつき、職場に内緒で営業開始をする。

2匹の猫を飼う事になった主人公。三毛猫はのんびりした性格でのびのびして可愛いし、舌を出したまま寝てしまうのがとてもキュート。
スコティッシュフォールド(足がとても短いのでマンチカンとのミックスかも?)はヒカキンが飼い始めた猫に毛色が似ていてお顔がまん丸で毛がもふもふ。毛玉みたいな可愛さ!

猫の可愛さだけでも見て欲しい作品!
 
猫タクシーを運営するにあたり、猫側のデメリットを明確に描いていたのはとても良かったです。

ダメダメ親父が猫の力を借りて、家族の絆と仕事の地位を確立していくサクセスストーリーかと思いましたが、全体的に邦画特有の重っ苦しさがあって、爽快感は無い。あと、邦画にありがちな、声の聞き取りにくさがあります。
ラストは、えっ!結局そこに落ち着くんだ……っていう唐突さでしたが、主人公の事を思うとそれで良かったんでしょうね。
にゃんこむ

にゃんこむ