天狗

東京原発の天狗のレビュー・感想・評価

東京原発(2002年製作の映画)
3.6
意外に面白かった(失礼)‼️

現実問題として東京に原発をと主張したのは確か論壇で原発の危険性を指摘し続けた広瀬隆氏やったと思う。

本作は現職の東京都知事(役所広司)が都の財政難を一気に解決する秘策として打ち出すストーリー。局長クラスとの会議室が主な舞台となる。それにしても局長クラスを演じる役者達が今ではもう重鎮(もしくは故人)。でも演じる局長は全く都政に興味のないダメダメ役人。

その主軸に対して、ある少年の引き起こす爆弾テロ行動の軸が微妙に絡み合う。

原発を取り扱うという英断には拍手を送りたい。でもその後この監督どうなったのかが心配。
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