えいがうるふ

いまを生きるのえいがうるふのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
3.5
坊ちゃん学校のお坊ちゃん達、ナイーブ過ぎる!自由人な大人に「いまを生きろ」なんて感化されて、ちょっと目覚めたからって今すぐにそんなに生き急いでどうする。まーそれが若さって言えば身も蓋もないんだけど。キーティングは魅力的な教師だと思うが、自分が若かった頃より今の若造はずっと脆弱だって認識が欠けてたからこんな悲劇につながったんじゃなかろうか。何だかやたらもどかしい展開のうえ、ラストは救われない話なので、邦題からイメージするようなカタルシスは皆無。R.ウィリアムスのキラキラお目々演技はいつもながら秀逸。