LEON

いまを生きるのLEONのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
5.0

きっと、多くの人がそうだろうと思うが、年数が古い映画は、見る気持ちが少し重い。

だが、ちょっと腰を上げて、再生してみれば最高の映画を発見出来ることは少なくはない。

古い映画が、今の今まで残ってるということは、素晴らしい傑作であるということなんだ。

フィルマークスを始めて、5.0をつけたのは初めてだ。

人生で見て欲しい映画ランキングに絶対入れたい。

最後は号泣で、本当に涙が止まらなかった。

そして、ネタバレになるから、観た人ならわかる言い方をすると、悲しかったのは、あんな結果になってしまったあとも、彼の父親は「自分が押し付けたせいだ」と後悔せずに誰かのせいにしようとしていたこと。

「教科書を破れ」と言ったとき、すぐに理解できなかった。

詩を数値で評価するなんて、辞めて、自分の力で考え、言葉や表現を味わえ、と。

見てるだけで、幸せになる映画でした。

全てのシーンで今を生きてると感じた。


人に避難されようと自分の道をあるかなくてはと、全てのセリフが胸に突き刺さる。

「森の分かれ道で人の通らぬ道を選ぼう
全てが変わる」

自分だけの歩き方を見つけよう。

いい先生すぎる。

私も、自分の意思を貫いて死にたいものだと思った。
LEON

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