電気羊

ガメラ2 レギオン襲来の電気羊のレビュー・感想・評価

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)
3.7
古代人がギャオスの脅威から人類を守るために作った生物兵器ガメラ。

無数の隕石群が札幌に降り注ぐが、自衛隊の探索でもその破片は発見されなかった。
隕石群は宇宙から飛来した生物=レギオンで、エネルギーとなるシリコン半導体を求めて移動していたのだった。札幌市の商業ビルに薔薇の花のような巣を貼り繁殖を開始する。

人類を守るため、ガメラがレギオンを駆逐するため札幌市に襲来。小型レギオンの群れにたかられたガメラは、全身にレギオンの群れをのせたまま飛行し石狩湾に墜落する。

自衛隊は、海岸に大量に打ち上げられたレギオンの死体を研究所に持ち込み解剖し、弱点を探ろうとする。その結果、レギオンは電磁波を敵とみなす習性を持つ半導体生命体であることが判明する。

このままでは大量の電磁波が飛び交う首都=東京への攻撃が確実と見た突如、仙台に移動してきたレギオンから国民を避難させるため自衛隊ヘリが空港に待機する。その時、自衛隊の滑走路を突き破り地下から巨大レギオンが出現、その機を見計らっていたかのようにガメラが飛来。
巨大レギオンとの一騎打ちが始まる。
ヘリを守るためレギオンの攻撃を受け劣勢に立たされるガメラ。一方的にダメージを受けたガメラだったが、レギオンが再度地下に逃亡した後、レギオンの薔薇状の巣を破壊するが巣は大爆発し、ガメラは生死不明、仙台市は消滅してしまう。

さらなるエネルギーと電磁波放射物質破壊のため南下するレギオンから首都を死守するため足利市に防衛線を展開する自衛隊。
予想通り現れた巨大レギオンは小型レギオンを散布しながら首都を目指す。
その頃、仙台市で活動休止していたガメラはダメージを回復し復活、レギオンを爆撃すべく飛空する。

遂に群馬県境にてガメラ対レギオン軍団の決戦が開始される。小型レギオン軍団からガメラを援護するべくNTTの社員は電磁波を漏洩させ、小型レギオン軍団と巨大レギオンを分散させることに成功。
さらに自衛隊もガメラを援護すべく、巨大レギオンへ一斉攻撃を放つ。

人類の援護を受け奮闘するガメラ。巨大レギオンの電磁鞭攻撃により負傷しながらも超高温火球を放射しレギオンを焼滅させるのであった。

強いぞガメラ、強いぞガメラ、強いぞガーメーラーって、50過ぎの男なら歌ってしまうよね。
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