ToscheYuki

ガメラ2 レギオン襲来のToscheYukiのレビュー・感想・評価

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)
5.0
ドルビーシネマ4K版の感想です。一言で言えば「この映画を愛していてよかった」。小学生の頃、島田みのる座で観た25年前とスケールは違いますが、札幌への憧れ、地下鉄恐怖症、アルティメットプラズマの大興奮など、あの頃の感覚を鮮明に思い出しました。
ドルビーシネマ版ですが、タイトルの十字架が現れるシーンが真の漆黒から出現して、その迫力にちょっと涙した。家では味わえない迫力のサウンド、美しすぎるプラズマ火球、仙台の空撮や最終決戦で旋回着陸するシーンの豪快なカメラワーク、大好きなシーンが溢れるほどの興奮で身体が本当に震えました。
そしてこのタイミングにこの作品を上映したことに感謝。当時の作り手たちの魂に、更にこのコロナ下を生き、この上映を実現した人たちの魂を感じられました。どんな脅威にも協力して立ち向かわなければ、我々人類に明日がない。僕らのガメラ魂が、コロナというレギオンをいつか倒せることを願って。
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