前作よりも特撮が進化しているようで、迫力満点!特に札幌での草体がデパートを崩壊させる場面は圧巻でした。
やはり、ミニチュアの破壊によるリアリティーにCGは敵いませんよね〜
小さくてもホンマもんを壊してるんやもん。
どうしても、CGだと『わぁ〜すごい!コンピューターでここまで描けるんだぁ』って、どこがで覚めてる自分がいるけど、ミニチュアの場合はなぜかそれが無いんよね、不思議。
子供の時にウルトラマンとかで、ミニチュアがほんまもんやと刷り込まれた日本人独特の感性なのかもしれませんが。
今作は、前回よりもさらに自衛隊の活躍がクローズアップされて、主役の水野美紀さんと同じくらい、永島敏行さんが目立ってて渋い演技が自衛隊員って感じで好演でした。
相変わらず主役の女性が活躍して、可憐で美しいのも、前作を踏襲してて良かったです。
ガメラと交感する少女役の藤谷文子ちゃんが再登場して、少し演技がうまくなったようで嬉しかったり。
レギオンの生態や謎がちゃんと理屈で説明されるところがSFとしても楽しめるし、ガメラとのバトルも特に夜のシーンが不気味さと美しさが共存していて見応えのあるシーンの連続でした。
ミニレギオン?にガメラが覆われていくところとかもすごい描写力でした。
前作で崩壊した東京タワーの風景とかも相変わらずリアルさが醸し出されていて、うっとりとするくらいでした。
最終作観るのが楽しみです!