chn126

手紙のchn126のレビュー・感想・評価

手紙(2006年製作の映画)
4.2
山田孝之さん、やっぱうまい。
かなり前の映画だけど、難しい役さらっとやっちゃいますね。

お話は殺人の加害者家族である主人公が兄が犯してしまった罪により、進学や夢や好きな人やただ平和に生きることすら出来ず、諦め、苦しむ話です。
最後の漫才の中で兄に向けたセリフのシーンも泣けましたが、会社の会長さんのここからはじめようってセリフと被害者家族とのシーンはかなり泣けました。

少し前に実際に大きな罪を犯し、反省してるかもわからないような殺人犯の家族がその血の繋がりだけで蔑まれて疎まれて生きて行くのが辛くなって自殺。という話を聞いたので、見ていて苦しくなりました。

自分がしたことじゃないのにどこに行って逃げても隠してもついてくる加害者家族という事実は消せない。
ただ、周りの関わりたくないって気持ちも正直わからなくはない。
もしも、ほんとにもしも同じように大切な人を殺されたらとか思ったら気が気じゃない。どうするのがいいのか、どれが正しいのかなんて、問題が大きすぎて、答えなんて見つかる気がしない。