ゆき

手紙のゆきのレビュー・感想・評価

手紙(2006年製作の映画)
3.5
運命に導かれる場所。

服役中の兄を持つ青年。その兄は弟の学費の為に誤って人を刺してしまった為服役していた。世の中にはそんな事情は伝わることなく青年は夢も愛情も手放さなければならない日々を送っていた。

東野圭吾×小田和正×山田孝之×玉山鉄二。
泣かないわけがなかった。
沢尻エリカの関西弁は何度見ても違和感から逃れられないけれど、それを上回ってくる「言葉にできない」。
純粋に仄暗くて、単純に涙腺を刺激してくれる一作。

生まれながらに生きる場所は決まっている気がしているけれど、やるかやらないかでゆく道はきっと増えるはず。
ゆき

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