パッションの作品情報・感想・評価

「パッション」に投稿された感想・評価

BON

BONの感想・評価

3.0
観たい映画がいつも借りられててふと手に取ったのがパッションだった。いつも目星をつけてるから必ず検索機で印刷してDVDある場所まで一直線なのに。最近よく観るゴダールだし、マリアブラウンの結婚で衝撃を受けたハンナシグラだし運命だなと思って持ち帰った。ゴダール節炸裂してた。愛と労働について考えていきたい。
「なんて映画を撮ってるの?」
「ここで撮ってるのは『パッション』っていう…」
「どんな物語なの?」
「あぁもう君まで…!」
小野寺

小野寺の感想・評価

4.9
これは好きじゃー。難しいというよりはただの悪文という感じがするが…。何度か繰り返し見て自分なりにしっかりと咀嚼しようと思う。
照明を巡る苛立ちなどは、1度でも映像制作に携わったことのある人ならかなりの共感ポイント。ゴヤ、アングル、レンブラント、ドロクラワなど、自分の好きな画家が取り扱われておりウキウキした。愛一労働-セックスの類比関係も良い。「それはそう」って感じ。
妙に社会派臭さを織り込んでくるのはマイナスポイント。文学かぶれみたいなクッサイ台詞も当たりハズレの差が激しい。良くも悪くもゴダール然としていると言えばそれはそうなんですけど

ちなみにゴダールの思想には全く興味が無い。
ゴダールらしくまるでチンプンカンプンな映画製作的映画だってけど、構図や人間の動き、そして主題の一つである光の具合とかが良い場面ばかりだから毎度の如くずっと見ていられる。

でも作中で監督が不満に覚える光でも自分には十分魅力があるように思えたが、やはり無駄に凝るのも困りものということか。
kenta

kentaの感想・評価

-
一本の糸のように続く物語はない。監督の役の男が、どうして話が必要なのかと言っていたのを思い出す。とにかく難しい。
断片的に、労働、ポーランドの政情不安?が前景化する。時代の背景を受けて撮られたのだろう。例えばどうしてアメリカが恐ろしいのかといったようなセリフなども。
みんな常に争っていた。そ話している人と別の人が映されるのがよくあった。全体的にカオス。
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

2.5
『シネマの快楽』を読んだら、この映画がいかにすばらしいかわかったけど、それは映画が好きな人にしか関係ねえ話じゃん、と思ったので、俺はもう映画見ない方がいいな、とわかったのだった。
hagy

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3.0
レンブラントを模した画面から始まる冒頭のピーチクパーチクが美しい
フェリーニの8 1/2のような監督のあれやこれや
私は映画のことよくわからんから、内容は楽しめてない
ROY

ROYの感想・評価

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イエズスの受難

フェリーニの『8 1/2』やトリュフォーの『映画に愛を込めて アメリカの夜』などにも描かれたような映画監督の「映画が撮れない」苦悩がここでも描かれているように感じた。

映像と音の呼応

労働としての映画製作

レンブラントやゴヤの絵画の再現 (フォルマリズムへの皮肉)

毎回ゴダールに頭をかき回さるが、それが気持ちいい

「影というものはない、光の反映でしかない」
Panierz

Panierzの感想・評価

3.8
ゴダールの映画製作に対する苦悩が色々な形で映し出されているような気がした。
理想と現実の乖離に進まない映画撮影、物語の存在と不在、吃るイザベル・ユペール。
醜い現実ありきで映し出される美しいショットの数々は今見ても実験的で新しい。
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