奇妙だけど美しい非現実的な世界と、現実世界の悲しいことや辛いことのコントラストが、印象的。
ストーリーはとてもシンプル。
空き家を狙って、他人の家に潜り込みそこでひと時の間生活し、家主が帰ればまた別の家へ。
そんな生活を繰り返す主人公と、事情を抱えた女とのラブストーリー?
んーラブストーリーといっていいのか?
静かな映画。
音に頼り過ぎず、映像でぐいぐい引き込ませてくれる
DVDのパッケージは、そういうことね!とラストに納得。
刑事の不条理さに途中腹ただしかったけど、それも、主人公の清らかさを際立てていた演出なのかな?