2017年に見てたけど言及してなかった映画シリーズ
当時はまだ映像表現至上主義の域に達していなかったため、話の内容がわかりづらいことに首を傾げてしまったけど、今になって思えばやはり窓からヒョイと銃を構えた手が出てくるカット等ジワリと冷や汗をかかせられるようなシーンの連続はさながら同時代のハネケの如き不気味さを感じさせるもので、しかもそれでいて他の作品同様の美しさも内包してる映像が2時間堪能できたってだけでも十分素晴らしく、こういう忘れられないイメージを突きつけてくるからエドワード・ヤン作品は病みつきになると改めて唸る映画となっていた
恋愛時代みたいなコメディやヤンヤンみたいな感動的作品も良いけど、この作品みたくゾクリとさせる映画もまた乙なもの