恐怖分子の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「恐怖分子」に投稿された感想・評価

あらゆるものを極力排斥し完璧な引き算のみで構成された構図と色彩、光量の少なさ、光と影の美しさによる不穏な煌めきや音の鳴り方、贅肉を極端に削ぎ落としシェイプアップされた物語の不安定な揺らめきをスマートと呼ぶのかスタイリッシュと呼ぶのか、はたまたストイックと呼ぶのかは分からないのだけれど映画の肉体の引き締まった無駄の無さには感服します。

胃袋の中の出来事であるかのようなミクロコスモス的に凝縮された都市空間は恐怖という不安定と孤独という不安の形をして近付き、人同士の関係しない関連性を破壊し全てが胃から吐き出されるような胃にクるという意味ではストマックな作品なのかも知れない。

終わりの始まりを告げる電話の色とデザインの可愛さ、刺された男が床に倒れこんだ時の壁の罅割れと染みを血の流れのように見せていたのは凄く好かった。

欺瞞ってものは微生物みたいに皮膚の下に入りこみ、それからあとはウイルスになり、自分で繁殖し、しかもどれもが異なってる。
光の使い方が上手い
なんでもない景色も艶やかに見えた。
カットが多く、色使い、照明と明暗、静動を駆使していて飽きる事が無かった。
特に色の上質には何度も注目させられた


あのパッとなにも無くなる感覚の編集は面白かった
アメリカ、ヨーロッパとかの映画では見ない感覚。
たけしの映画もこんな雰囲気作るときあるな

不気味な演出も目立った
ラストのバイオレンスの緊張感は最高だった。


言葉少なにわざと難解な言い回しをする映画は気に障って好きじゃないけど、映像としての個性がそれを補い素晴らしい映画だったと言える。
ついに見れたー
エドワードヤンの他の作品観たい。
布団でぬくぬくしてる私だったので、今じゃなかった、また今度女友達と見る
Nishmarra

Nishmarraの感想・評価

4.3
アジア映画は本編が始まる前にメインキャストの顔を30秒ずつ流してくれへんかな?違いがわかるまでに物語がけっこう進んじゃってる…
アルル

アルルの感想・評価

5.0
★★★★★10.0

ひとつひとつ、映し出される。
JNkt

JNktの感想・評価

4.5
はじめから終わりまで、どのカットも胸を締め付けるようなすごい画。
2017年に見てたけど言及してなかった映画シリーズ

当時はまだ映像表現至上主義の域に達していなかったため、話の内容がわかりづらいことに首を傾げてしまったけど、今になって思えばやはり窓からヒョイと銃を構えた手が出てくるカット等ジワリと冷や汗をかかせられるようなシーンの連続はさながら同時代のハネケの如き不気味さを感じさせるもので、しかもそれでいて他の作品同様の美しさも内包してる映像が2時間堪能できたってだけでも十分素晴らしく、こういう忘れられないイメージを突きつけてくるからエドワード・ヤン作品は病みつきになると改めて唸る映画となっていた

恋愛時代みたいなコメディやヤンヤンみたいな感動的作品も良いけど、この作品みたくゾクリとさせる映画もまた乙なもの
みー

みーの感想・評価

4.8
最初から最後まで惹き付けられる画。
説明じみた、表現は一切なし。
エドワードヤン!
最高!