スカーレットヨハンソンの出ている映画はマーベルを除いて基本的に大好きです。
彼女は自分の魅力がよく分かってるし、
演技力もチャレンジに値するだけ十分にあるし。(マーベル映画は単純にアメコミが苦手で、というだけです笑)
この映画は珍しくそのスカーレットがフツーの女の子を演じている作品です。
10代から人妻のような色香を放っているのが、彼女の最大の特徴で個性だと思ってたんですが、流石女優、そんな色香軽く消せるんですね。
進路が決まらず常にイライラする20代の若者をすごく自然に演じています。
ハイソサエティ達の客観的観察を続けるために彼女や母親および友人とナニーとして世話する男の子グレイヤー以外すべてあだ名で呼ばれます。Mrs.XとかHarvard Hottieとか呼ばれ方が面白い笑。
彼女にとっては結局人生で自分自身を見つめる為の時間を切り取ったようなストーリーですが、1番刺さるのは裕福さと幸せや愛は比例関係ではないことや家庭というか子供にとっての幸せって何なのかとかそういうことでした。
グレイヤーにとってきっとアニーは最後のナニーになると思えば、きっとアニーのことは一生忘れないんだろうなと思います。
10+年後にはアベンジャーズで2人とも主要キャストとなると思うと、クリスエヴァンスがHottieのちょい役出てきて主役のスカーレットにアプローチしてるのが胸熱です。