KZY

パーフェクト・センスのKZYのレビュー・感想・評価

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)
3.4
「暗闇、光、食料、レストラン、病気、交通。全てが存在する、誰もが知っている世界。」

原因不明の感染症が、突如世界中に蔓延し、感染者達は嗅覚、味覚などの五感を次々と失っていった。人類が存亡の危機にさらされている中で出会った料理人のマイケルと科学者のスーザンは恋に落ちてしまう。

一応パンデミックものではあるけど、テーマはラブストーリー。
曇り空、ピアノが奏でる静かなBGM、常にも
の悲しい雰囲気やった。この時点で、もう救われない話なんやと想像させられた。

失われていく五感は、嗅覚、味覚、聴覚、視覚。触覚は描写されていない。

人々は嗅覚を失ったことで、料理の味を濃くし、レストランでら見た目が派手なものが提供されるようになった。
次に味覚。料理は完全に今までのものとは異なり、見た目のユニークさ、音、温度などが重視された。
聴覚を失うと、それ以外の感覚が研ぎ澄まされ、風が心地よいことを人々に思い出させた。
そして視覚を失った。

五体満足で生まれて、何不自由無い生活を送れている今の自分はそれだけで幸せなことを忘れてた。
家の前のパン屋からの匂い、大好きな料理の味、いつも聴く曲の音色、新しい映画の映像。当たり前すぎて何も感じなくなってたけど、感謝すべきものやと思った。