あおい

パーフェクト・センスのあおいのレビュー・感想・評価

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)
3.2
五感を失っても、愛だけは見失うな…

人が五感を失うパンデミックを描いた作品。
家にいることを奨励したり、予防しないと簡単に罹患してしまう怖さを感じられたりと、今の時期に観るにはもってこい?なのかもしれない。

キャストは、ユアン・マクレガーとエヴァ・グリーンでなかなか豪華。エヴァ・グリーンお得意のグラビアシーンもアリ。

◎ストーリー
人が五感を失うという、謎の感染症が蔓延した世界。学者のスーザンと、シェフのマイケルはそんなパンデミックで侵された世界で出会う。
互いに惹かれ合う二人だったが、感染症の初期症状である「感涙」が起き始める…

なんもない状況やったら、なんやこの現実味のない映画は!ってなるかもしれんけど、今の状況なら怖さしかない。

感情が爆発する症状は、なんやそれ!?やけども、味覚、嗅覚と徐々に失われるのはほんまにヤバいやつやんってなった。

しかも感染力が半端なくて、ちょっとでも接近したら掛かるあたりがさらに恐ろしい。

でも、一応非感染者がいるものの、世界でどれくらい流行ってるのかが不透明やったり、死に直結しないので、かかったからって結局どうなん?って疑問は残る。

オチはだんだん見えてくる展開ですが、ようは人は五感に頼りすぎってことなんでしょうね。五感が無くても人は愛せる。深いのか。

こんな風になりたくないなら、家にいろ!っていうメッセージが期せずして、ひしひしと伝わってくる作品でした。パチンコ行ってる場合じゃないんです。

Amazon Video#466
あおい

あおい