はま

エンター・ザ・フェニックスのはまのレビュー・感想・評価

3.6
これは、面白い・面白くない関係なく大好きです←
タグ欄の通り私の大好きな香港スターの大集合で、なんというか「プロデューサー:ジャッキー・チェン」に感謝、感謝…。

若手の育成にも熱心なジャッキーが、スティーブンの初監督作を後押しした形かな?(ちゃっかりお目付役のユンピョウ☺️💕)
笑いのセンスには中々キワドイものがあったけど(笑)、初監督でこれは素晴らしいと思う…!

【黒社会のボスが亡くなる。組の存続のため実の息子を探すが、当の息子は後を継ぐことに後ろ向きで、親友がその代わりを務めることになり…】

まずダニエル・ウー演じる実の息子が「ゲイ」っていうのが1番の衝撃で(笑)、しかもそれがかなりストーリーに関わってる。
そこで嫌悪感を感じてしまったら多分この映画は面白くないだろうなぁ…と思います。

だって笑いのネタも下ネタ多いもの←
クドすぎて若干お茶の間が静かになりかけた瞬間もありましたが、基本的には最初から最後までコンスタントに笑えました。
ツェーとかサムリーとか、カメオ出演なのに結構振り切ってて(笑)、さすが仲良しスティーブンはやらすことが違うなと(?)

香港マフィアの跡継ぎの話ではありますが、意外と主人公側にマフィア感がない……
というのもそもそも「ユンピョウが黒社会のボス」っていう設定が似合わなすぎて…ww どう見たって正義の人やないかーい!
まぁそのおかげでか(?)、マフィアだけどゆるーいコメディ。時々アクション。

敵対勢力側のスティーブンがカッコよすぎる!
てめー、自分で監督してその演出はずるいぜー!でもかっこいいから許す!というスティーブンvsダニエル・ウーは観てて幸せだった…。
あとダニエルスタイルよすぎ 身長たかい〜〜

ダニエルもツェーも『香港国際警察』同様、三木眞一郎&浪川大輔だったので今回は吹き替えで(ユンピョウのとこだけは原音…)。
スティーブンの声は置鮎さんなのね〜〜良い声すぎるやろ!って思ったけど意外とピッタリだった…!



しかしながら ユンピョウが死んでから始まるのでその後は気を緩めて観ていたら、まさかフィリップが出てるとは。武術界の神。
ダニエルの部下として画面端に映りまくりで一瞬たりとも気を抜けなかったです。セリフもあった😂

でもアクションが無かったのはとても解せぬ
はま

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