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ブレードランナーのkazu1961のレビュー・感想・評価

ブレードランナー(1982年製作の映画)
4.4
「ブレードランナー」
1982/7/10 公開 アメリカ・香港作品 2016-311
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1980年代ランキング29位
ファイナル・カット版で再鑑賞

続編たのしみ!!
未だ議論が絶えなかったデッガード=レプリカント説、本当はどうなのでしょう!この作品のリドリー・スコット監督の描く世界観は絶妙です。日本語が多い理由は、リドリー・スコットが来日した際に訪れた新宿歌舞伎町の様子をヒントにしたとされています。このことが日本人観客の興味をひくことになり、これらのシーンへのオマージュ・議論が生まれることになったため日本でも永く愛される作品になったようです。当時ではこのような退廃的な近未来を描いたサイバーパンク作品である『ブレードランナー』は、かなり異色の存在でしたが、しかし時代が進むにつれ、サイバーパンクというジャンルが一般化すると共に、次第に「ブレードランナー」も一部の層から熱狂的な支持を得るようになり、今ではSF映画の代名詞的存在となりました。今観ても2019年の未来は色褪せないですね!ヴァンゲリスの音楽も素敵です。

酸性雨が降り続く2019年ロサンゼルスの未来都市を舞台に、レプリカントと呼ばれる人造人間と捜査官“ブレードランナー”の戦いを描いたSFハードボイルド・アクション。82年の公開から確実にファンを増やし、伝説の映画と化したこの作品を、監督リドリー・スコットが再編集。主人公デッカードのナレーション、バイオレンス描写、そしてハッピー・エンディングが削除され、一角獣の神秘的な映像が追加。音楽もリミックスされた。
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