カトリナ

ブレードランナーのカトリナのレビュー・感想・評価

ブレードランナー(1982年製作の映画)
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ひときわ異彩を放つビジュアルのセンス。サイバーパンクらしい街の描写。雨とネオンに頽廃した都似非日本感独特な雰囲気。非日常と日常の融合はそこに連れて行かれる感覚がある。が鏡に映る造形は本物なのか靄がかかって形が定まらない。レプリカントの美しさと謎は不思議な蠱惑。人間なのかレプリカントなのかどちらのなにが違うのか?そもそも人間とは…哲学的なテーマが壮大だがストーリーより雰囲気といった印象。解釈が広がるオリジナル版。それもまたファンの想いを募らせる魅力のひとつか。

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ブレードランナーは仕方ない
カトリナ

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