おとうちゃん

ブレードランナーのおとうちゃんのレビュー・感想・評価

ブレードランナー(1982年製作の映画)
3.5
ただ、生きたかった だけなのに!

「観たけど覚えていないのは、観てないのと同じ」
そう言う人が居るけれど、私めに言わせれば、それは違う!

観てない映画は、始終 新しい発見を楽しめるフレッシュパック。
観たことある映画は始まった瞬間から、昔の記憶がフラッシュバック。

そして長い年月記憶から封印されていたこともあり、前に観た時とは違った印象を受けることも多く、再発見と新発見が両方楽しめる。

この映画がまさにそう。
記憶の片隅にも残っておらず、観てない映画だと思っていた。

映画が始まって直ぐに‟強力わかもと”の電光スクリーンが出た瞬間...「あっ、これか!」
‟強力わかもと”のキーにより約30年ぶりに記憶の引き出しが開いた瞬間。

中から出て来たのは、当時はハマらなかかったのか、それともこんな映画ばっかり見てたからなのかは定かじゃないが、あまり良くない印象...主人公 弱いし (;'∀')ショボ!

あれから30有余年・・・
私めも大人になり、気付いたら悪役のレプリカントに感情移入している...そんな感性が養われちゃったりしてました(^^)v

新作『ブレード・ランナー』...スクリーンで観ようか観るまいか判断基準にしようと借りて来た本作。

これは、観るっきゃない!