勝ったのは農民だ

ブレードランナーの勝ったのは農民だのレビュー・感想・評価

ブレードランナー(1982年製作の映画)
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この映画に限らず、公開当時は興業収入とか世間の評価が振るわなくても、数年後に評論家の評価が見直されるっていうのがよく解りません。

深夜に地上波で放送していたものを録画して鑑賞しました。
でも、好き嫌い云々以前になんて言ったらいいかがよく分からんかったです。

舞台は近未来。
(レプリカント)と呼ばれる人造人間が、普通の人間と紛れて生きている世の中。
タイトルの(ブレードランナー)はそいつらレプリカントの抹殺者たちのことです。
主人公であるハリソン・フォード演じるデッカードもその一人。
彼のレプリカントとの恋愛と、反逆レプリカントとの攻防を描いた作品。

ざっと纏めるとこんな感じでしょうか?

カルト的な人気を博す作品と言われるだけあって、街並みやセットのビジュアル面は色んな作家に影響を与えてるんだろうなって思います。そういう言葉には表せないセンスみたいな点ではリドリー・スコット監督ってオリジナリティがあってすごいと思うんです。
松田優作の『ブラック・レイン』で描かれた日本はかなり突っ込みどころ満載でしたけど、今作は近未来って設定ですしね。別にどこの国の設定でもいいです。

ただ、ストーリーの目新しさ・興味深さみたいなものを観たかった自分にとっては、イマイチ面白さは感じ取れませんでした。

天才の考えることは凡人の自分には計り知れません。