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ブレードランナーのおおののレビュー・感想・評価

ブレードランナー(1982年製作の映画)
4.5
▼所感
哲学的な作品だった。生死、生命倫理は永遠のテーマで、深く扱う訳では無いけれど、考えさせられる。
2019年の世界が舞台で、異国情緒溢れる、ネオンの街、ディストピア、SFの近未来観は全てここに繋がってしまうという所以がわかった気がした。
▼役者について
ハリソンフォードそのものが好きなのもあるが、荒々しい魅力が満載でいい。ハリソンフォードが演じる役は皮肉屋が多いが、これも例外ではない。口の片端を上げて笑みを浮かべる独特の顔がたくさん楽しめて嬉しい作品。
反逆レプリカントのリーダーを演じたルトガー・ハウアーも、笑った顔が素敵な人で、最後の台詞がアドリブというのも驚き。
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