No.2851
デッカードによるナレーションがついている、
「オリジナル劇場版」(通常版)
ナレーションは、もっと邪魔に感じるかなと思ったが、それはそれで印象が変わって面白かった。
ただ、ラストだけいきなりご都合で、一般受けさせたいんで無理やりハッピーエンドにさせました、感が強すぎて、
これじゃ監督もお怒りなのは当たり前ね。
この映画は、毎回見るたびに、印象に残るシーンが変わる。
「ファイナル・カット」を見たときは、セバスチャンの部屋に強烈な孤独感を感じて切なくなったが、
今回は、レイチェルが初めてデッカードの家に来て、二人は結ばれるのかな、というところで彼女が結局帰ってしまうシーン。
あそこ、ヴァンゲリスの切ない曲が繰り返し流れて、今の言葉で言えばかなり「エモい」のよね(笑)。