チッコーネ

夜の牙のチッコーネのレビュー・感想・評価

夜の牙(1958年製作の映画)
3.7
凝った脚本にスピーディな展開で、「顔のない男」や狂女など、エキセントリックなキャラクターも登場するサスペンス。
役柄では裕次郎と同い年だが、実際にはひと回り年上の月岡夢路は、正しくファム・ファタールしてる。
伊豆ののどかな風景も登場するが、BGMはジャズなのが日活ぽい。
裕次郎を差し置いて西村晃にグッとカメラが寄る場面は、鳥肌ものの迫力でドッキリ!本編中で一番印象に残った。