なつ

レナードの朝のなつのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.7
1990年制作のアメリカ映画。オリバー・サックス医師の実体験による著作を基として描いたヒューマンドラマ。30年昏睡状態であった患者と、その担当医師との闘病生活を描いた感動的な作品である。


これは前から見たいなと思ってたんだけど、内容が精神科医のお話ということで、自分的にショックを受けるかもって怖くて踏み出せなかった作品の一つです。

戦争ものやアクション映画全般、それと精神疾患が出てくる映画は最近見れてないな〜
前は無理してでも「良い映画だから」って頑張って見てた部分があったんだけど...、
そういう意味では自分の感情や状況に素直になってきたなあと思います。

結論から言ってしまうと、そこまで重くなくて、少し笑いもあり、良い作品でした

ロバート・デ・ニーロ始め、時が止まってしまった患者たちのリアルさが素晴らしかった。

どんな状況であれ、人と人の間にリスペクト心や尊厳を持たせ続けるというのは、人間が人間たる所以であり大事だなあと思いました
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