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レナードの朝のmikumiku1188のレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
5.0
迂闊でした。これほどの名作を見過ごしていた事を・・・・。実は二人の名優の競演作の内容を私が勘違いをしていたために鑑賞を躊躇ってしまいました。

実務経験のなかった医師が神経系疾病の病棟に採用され困難な医療活動に取り組む姿を描いた実話がモデルになった感動ドラマです。

持病持ちの私も隔月に病院通いをしている身ですので医師の患者への対応には関心が有ります。それに既に他界してしまっては居りますが障害を抱えて苦労した身近な親族も居りました。

それだけにこの作品のセイヤー医師の医療活動には本当に心を打たれました。それに患者として見れば自らの意思を正しく、簡潔に伝えられないもどかしさも理解できます。

人間としての尊厳を維持しながら生きていく・・・・・・その難しさを単なるハッピーエンドだけでない描き方に心に沁みた作品でした。

勿論、ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズの演技については語るまでもない素晴らしさでした。
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