Longsleeper

レナードの朝のLongsleeperのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.4
泣ける映画としてよく名前が挙げられているけど、ここまで素晴らしい作品だとは。。。
恋に心が揺れ動くこと、新しい世界を自分で開けること、行きたいところへ行けること、生きていくうちに手に入れた何気ない幸せの一つ一つをもう一度取り出して眺めたくなる。
主要人物が踊る、とあるダンスの場面で涙が止まらなかった。美しくて残酷な幸せに苦しくなる。
留学中に読んだリルケの詩Pantherが出てきて驚いた。話の内容にぴったり。
健康に恵まれ、やろうと思えば何でもできるはずの自分に気づかされる。
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