レナードの朝の作品情報・感想・評価

「レナードの朝」に投稿された感想・評価

忘れられない映画の内の一本。
ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズの名演が光る。

嗜眠性脳炎により人間性を奪われて、起きていながらにして永い“眠り”についていたレナード。
長い歳月を経て“目覚めた”彼ら患者とその家族、病院スタッフの喜びと興奮がこちらにも伝わって思わず顔がほころぶ。
何かを取り戻すように溌剌と生きる彼らを見ていると、その後の展開があまりにも切なくて、とてもとても苦しかった。

ロビン・ウィリアムズ演じる医師は、果たしてあの時間に意味はあったのだろうか、一時的に取り戻し、また奪うことになって、逆に彼らを苦しめたのではないか?という思いに苛まれる。
再び“眠り”についた彼らが現実を認識しているかどうかも最早わかりません。
ですが、この奇跡の時間に意味を見出す必要など無いと思う。
人はなぜ生きるのか。
それに対する答えなど幾らでもあって、同時にどれが正解だなんて言え無いはず。
彼らの“目覚め”の時間だって同じこと。
なにも操られたわけではなく、彼らは彼ら自身の時間を生きた。
だから、後悔や責任感や罪悪感を感じる必要はない。
ただただ、あの時間を喜び、懐かしく思い、そして失われたことを悲しむ。
それでいいと思う。

病院の食堂でのダンスシーン。
生涯わたしの心に残ります。
無言の中に全ての愛が詰まってた。
ベニー・マーシャル監督作品。ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ共演作品。半昏睡状態のレナードが30年ぶりに眼を覚ます実話を元にした話です。マルコム・セイヤー医師は仕事が欲しいのだが、生身の人間を診たことがない。
peter

peterの感想・評価

3.6
つらい…ロビンウィリアムズの優しい目とデニーロの演技がたまらない
ロバートデニーロすげえ。
身体的特徴を捉えること、役者の一番の要ですね…
nutaki

nutakiの感想・評価

4.0
久し振りの再鑑賞。
実話を基にしてるがあくまでフィクションという形だ。
最近の『実話である』という謳い文句でかなり脚色化された作品とは違う。
セイヤー医師にロビン・ウィリアムズ。40歳位。
顔艶も良く乗っていた時代。笑顔が可愛い。
人が良くて真面目でシャイで‥、コメディとは違うが役にピッタリ。
患者のレナードにロバート・デ・ニーロ。47歳位。
ゴッドファーザーの頃のクールなカッコ良さは薄れたが、人懐こい雰囲気。
投薬される前、投薬後、その後、と変化する体や表情の演技が真に迫っていて、観てるだけで苦しい。
レナードの母の気持ち、長いこと何を思って病院に通っていたか?その朝に起きた奇跡とその後の気持ち…。それを想像するだけで何とも言えないどんよりした気持ちになる。
エレノアがいい。彼に恋を与えてくれた。
他の患者たちも個性的で良かった。
医者役のジョン・ハードもいい。元気だったが突然亡くなったらしい。
薬学士役のピーター・ストーメアは最近も良く出てる。
主にドラマで活躍。『ブラック・リスト』での役はインパクトあった。
私生活では日本人の奥さん。
奇跡の朝の感動。
その奇跡がまた消える時。
様々な想いが溢れて来る。
ひたすら、ロバート・デ・ニーロの演技に圧倒される、作品だ。
th

thの感想・評価

3.0
泣けた。
泣ける映画としてよく名前が挙げられているけど、ここまで素晴らしい作品だとは。。。
恋に心が揺れ動くこと、新しい世界を自分で開けること、行きたいところへ行けること、生きていくうちに手に入れた何気ない幸せの一つ一つをもう一度取り出して眺めたくなる。
主要人物が踊る、とあるダンスの場面で涙が止まらなかった。美しくて残酷な幸せに苦しくなる。
留学中に読んだリルケの詩Pantherが出てきて驚いた。話の内容にぴったり。
健康に恵まれ、やろうと思えば何でもできるはずの自分に気づかされる。
ゆうり

ゆうりの感想・評価

2.0
泣きすぎて次の日、土偶みたいな顔面になったのでスコア2です。

このレビューはネタバレを含みます

人生を縮小して表したような映画だと感じた。
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