Mayuge

ヤング≒アダルトのMayugeのレビュー・感想・評価

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)
3.4
アラフォー痛女。

主人公はオスカー女優のシャーリーズ・セロン演じる痛女、メイビス。
ビックシティー、ミネアポリスでティーン向けの小説を書くライター。しかし、ライターでもゴーストライターであり、自分の名前が世に出ているわけでもない。私生活も離婚をし、日々お酒漬けでアル中寸前までいってしまう。完全に自分自身を見失いつつある。

そんな中、ホームタウンに住む元カレからメールが届く。「新しい家族が増えました。」のメッセージと共に可愛い赤ちゃんの写真が添えられて…。

「私はミネアポリスの都会で毎日忙しく働く人気ライターなの。」
と言いつつ…田舎のホームタウンに舞い戻るメイビス。田舎で幸せな結婚生活を送る元カレを奪うために…

もうねぇ…メイビスの行動全てが痛々しい。
過去の栄光にすがりながら、人の気持ち、元カレの気持ちを勘違いし放題。そんな中取る言動と行動。振り回される周りの大人達。

痛々し過ぎて見てらんない。でも、最後はなんかスッキリ晴れ晴れなのが面白かった。
散々痛い行動していたのに、最後の最後で同級生の妹からの言われる言葉。

「あなたがどんなにもがき、痛いしくたって、ここ田舎ではあなたは特別なのよ。だってみんなあなたみたいに輝けない。あなたみたいにはなれないもの!」

全てが吹っ切れる魔法の言葉に思えた。

そしてメイビスは自分を取り戻し、またミネアポリスに帰る。再び輝くために!
頑張れ、メイビス!!
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