Mamiyaっち

あしたのジョー 劇場版のMamiyaっちのレビュー・感想・評価

あしたのジョー 劇場版(1980年製作の映画)
3.5
これは、人間の本能を直撃する傑作です💥
とにかく面白いのだ。面白すぎる。
原作漫画は、徹夜で読みふけったものだ!!

『あしたのジョー』には、すべてがある。
闘いも、友情も、信頼も、貧困も、成長も、
敵も、よろこびも、かなしみも、正義も。
ボクの人生なんかより、
たくさんのことが描かれているんです💫

ジョーの登場シーンがいい。
子供の「名前はなんていうの?」の問いに
「俺かい、名乗るほどのもんじゃないが、
ジョー、矢吹丈‼️」。

そして ジャーンと主題歌「美しき狼たち」が
流れるシーンのカッコよさ🎶

(男なら~旅立つ時がくる~)。
う~ん、染みますなぁ、この歳になって、、
やっとこの歌詞を心から理解出来たかも🌀

少年院出身で家族もおらず、恋愛もなく、
住むところもなかったジョーにとって、唯一
の友達は力石だけだった。拳をまじえたこと
しかないけど「力石 徹」は“友だち”だった❗️

そう呼べるのは、彼だけだった。
試合後、握手しようとする2人。
その後の衝撃のラストは、もはや説明不要⚡️

(女に何がわかるんだ⁉️)と、今はなかなか
言えない、また言うほど狂えないご時世だが
燃え尽きる男をカッコイイと思う心意気だけ
は無くしたくないと思う。

僕の人生観に大変な影響を与えた作品です💯
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