コミヤ

ロスト・イン・トランスレーションのコミヤのレビュー・感想・評価

4.1
15本

授業の課題だったので鑑賞。
初ソフィアコッポラ作品。
彼女の半自伝的作品らしい。

舞台は東京。CM撮影のため来日した落ち目の俳優とカメラマンである夫の仕事の付き添いで来た女性。

英語の下手くそな日本人とはもちろん意思疎通がうまくいかない。でも同じ言語を使っている人同士でさえ気持ちが通じ合えない時もある。その事で心を悩ませ、満たされない私生活を送っていた2人。だからこそ理解し合えるものがあり徐々に心を通わせ、親子ほど年の離れた彼らはかけがえのない関係になる。

その過程を不思議の国ニッポンでの奇妙で刺激的な体験を通して描いてるからより面白くなったのだ思った。

描かれる日本にとんでも描写は殆ど無く、世界に自慢したいような一面もあれば、日本人として本当恥ずかしい一面もある。ここで描かれる無神経なCMディレクターや無能な通訳、外国人俳優を適当にもてなす番組とか俳優達が日本に来て実際に経験してそうで恐ろしい笑

藤井隆うざかったなー
コミヤ

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