ナチス占領下のコペンハーゲンで反ナチスの地下組織が次々と売国奴を暗殺していくという話。
地下組織の中の2人(フラメンとシトロン)が有無を言わさずどんどん殺していく。
手当たり次第にやってるなと思うほど、撃ちまくったり爆破したり。静かな映画なのでその辺の描写が目立つ。
あることがきっかけでまるで機械のようだった暗殺者が任務に悩み、崩れ始める。人間らしいんだけど無残だった。
反ナチスの英雄を描くにあたり、必要以上に英雄視していない、むしろただの暗殺者として描いているところと、「戦争の英雄=殺人者」ということを映像でも台詞でも語っているところは第3者的で良い。
でも、かなり静かで重苦しい雰囲気の映画で観るのがしんどかった…。