喫茶店で恥ずかしそうに向き合う男女がいる。和男(川連廣明)は会社の同僚であるアキ(長澤つぐみ)に想いを寄せており、これが初めてのデートだったのだ。そんなふたりの姿を見つめる視線があった……。ふたりが喫茶店を出て歩いていると、突然何者かに襲われ意識を失ってしまう。気が付くとふたりは薄暗い地下室の中で、身体は台に縛りつけられ、口には猿ぐつわをされていた。動くことも声を出すこともできないアキと和男。わけが分からないまま、ただ怯えるふたりの前に見知らぬ巨漢の男(大迫茂生)が立っていた。「きみたちふたりの愛に感動できれば解放するよ」と男は言う。そして、次々と多種多様な拷問具らしきものが運びこまれた。男はそれらの器具を使って、アキと和男に恥辱の限りを尽くし、命の限りの虐待を施す。それも彼らの愛情で感動を得るためだという。その地下室から、完璧なる監禁からアキと和男は脱出することができるのだろうか……?
公開当時、映倫が審査拒否した問題作。
カップルを拉致拷問する男は、最初に言う。「君らの愛と生命力を試すために拷問する。もし最後まで耐え抜けたら解放しよう」
カップルを性的に凌辱し、チェーンソーで指や手を切り刻み、乳首を削ぎ落とし男性器を切り落とす。一度はカップルの愛と生命力に感動した男はカップルに解放を約束するが、更なる試練が待っていた。そこからの展開は、愛を試す拷問を仕掛けるジグソウのように男がなり、トンデモぎりぎりだが、衝撃のオチに男と同じように驚き感動すること間違いない衝撃の拷問スプラッタホラー映画。