猿山リム

シャーロットのおくりものの猿山リムのレビュー・感想・評価

シャーロットのおくりもの(2006年製作の映画)
1.2
 亥年にブタさんの映画を観よう企画で手に取った一本。
 アメリカで有名な児童文学の実写映像化という立ち位置らしいが、読んだことない。
 アニメ映画にもなっているらしいがそちらも未鑑賞。

 ジャケットを見ると、子豚と少女と蜘蛛が描かれているが、3者力を合わせてどうこうする物語ではない。
 少女も蜘蛛も別々に子豚の為に頑張る物語。

 普通に考えておかしな描写もなくもないと思うんだが。
 隣の一家も、豚が納屋に来た経緯を説明されているだろうし。
 男の子も突然出てきて・・・。
 原作が(アメリカ国内で)有名だから説明不要という判断だったのかもしれないが、映画で初めて触れると疑問が浮かんでしまう。
 品評会で優勝したら、真っ先に売られちゃう気もするし…文化の差かもしれないが。

 特典にメイキングやNG集など。
 オーディオコメンタリーは監督編と制作&特殊効果編の2パターンあり、全部見るなら3周見なくちゃならない。
 面白い部分以外はどうでもいいことしか言ってないわけで、3人いっぺんに語れなかったのかと。
 
 全編CGだと思っていたら、実写やアニマトロニクスとの併用らしい。
 時代的にCGの値段が高かったころなのかしら。
 撮影に使われた何十頭ものブタの飼育先までフォローされた特典映像もついていた。

 子豚は可愛いと思わないでもないけれど、将来的にでかくなりすぎて飼えないなぁ。
 子豚をみんなで必死で守る映画だけれど、ヒヨコが売られていくのは構わないんだな・・・と思った。
 や。こどもってそういうところ割と気付くよ。
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