ロマン・ポランスキー監督作品は
ナスターシャ・キンスキー主演の『テス』が
頭に浮かぶが、
『水の中のナイフ』は監督デビュー作らしい。
重厚で濃密な作品を撮る監督というイメージがあるが
デビュー作だからか軽やかな印象
だがやっぱりおしゃれで、ハイセンス。
ラストの分かれで停車した車のシーン。
風景といい構図といい、しびれるものがある。
また、冒頭のフロントガラスに映る木立の影とか、
人の横顔や後ろ姿越しのアングルとか
ただならぬものを感じる。
音楽もいい
登場人物はきっかり3人。
ずっとヨットに乗ってる話。
監督の手腕が問われる。
素晴らしい