水の中のナイフの作品情報・感想・評価 - 8ページ目

「水の中のナイフ」に投稿された感想・評価

こういうの見てると鬱になるからはやく家帰ってパディントン見たい
男の人って子どもよね〜んという気持ちになる。車に乗せた瞬間から男同士のバチバチは始まっていたんだな。
妻の告白を信じない旦那の唯我独尊ぶりと最後のシーン。
週末ヨットって優雅だね。
たいら

たいらの感想・評価

3.3
登場人物は富豪夫婦と若者男性の3人のみ。
ヨットに乗ってほぼ海の上でのやり取り。

久しぶりにヨットの臨場感があった。
メインセールやジブセール、タックのときの場所移動とか。
止まるときはジブセールを逆側に引いたら止まったと思うんやけど。。。
風があるときの軽快な走りはたまらない。懐かしくまた乗りたくなった。

あと白黒なので、今は朝なのか昼なのか?日差しがあるのか?ないのか。
そういうのも考えてみるのが面白かった。

ナイフと若者に嫉妬?したオジサンの子供的な振る舞いで、変な展開に。
最後らへんはちょっとエロかった。
この監督がそういう監督らしい。

とにかく3人の心の描写が繊細で面白かった。
Guy

Guyの感想・評価

3.6
ポランスキーの長編処女作。
作風を元々知ってしまっていたから、いつ始まるのかなって斜に構えてみちゃったから衝撃は薄かった。
しかし狭い空間に3人の登場人物のみ。
コメダとのタッグも絶品。
モノクロの世界と情報量の少なさ故の勢いは凄まじい。
当時、世界にその名を轟かせたであろう傑作。
心理の探り合い。男と女と男。狂った果実のように。甘酸っぱく時に苦い。
一番美味いのは腐る前のほんの一瞬。
かぶりついてしまおう。
ナイフで切り取るまえに。
ポーランドの監督なのに国内より国外での映画が多いポランスキーの長編デビュー作。(それ故貴重な国内の作品となっている)

たった三人の登場人物で展開される限定的なドラマだか、人物の動かし方や海の映し方(もしくは陽光の反射の撮り方)とか構図もヌーヴェルヴァーグ的煌めきがあり、長編デビューとは思えない出来で見事ではある。

しかし最初見たときほどの感動が無かったのは昔より人間ドラマに魅力を見出せなくなったせいか余程映像が美しくない限り心惹かれなくなってしまったからか、はたまた単に心が濁ってしまったからか。(それでも十分素晴らしいと思えるぐらい良いから作品のせいではないだろうが)
スコリモフスキとワイダとポランスキーの区別ついてないなと思った
夜中にひっそりとこの映画を観た、贅沢をしている気分だった。

丁寧に丁寧に作られた映画。すごく低コスト映画 映されるのはナイフとヨットと男女3人いたってシンプル。シンプルだから人の心が手に取るようにわかる。

エロティックな展開は全く読めなかったので、ああこんな甘いもの頂いちゃっていいんですか…みたいに戸惑ってしまった(笑)

50年以上前の作品ということで時代に対するクオリティへの偏見みたいな、悪いものを払拭してくれた
knkne

knkneの感想・評価

4.9
現在水や鏡をテーマにしたものを書いているせいかこの映画は間違いなく気分のど真ん中。
登場人物もたった3人だけというの加点ポイント。
しかし唯一文句つけるとすればヨットを追いかけながら撮影するシーンでスタッフ達が乗っていたであろう船舶が見切れてしまっていることかな、
それらを全て加味して極上の傑作。

ストーリーの流れも楽しみ方もヨットと同じ。
一本のナイフが少年を大人に誘い大人を少年へと誘う、だけではないのがこの作品の面白いところ。
とにかく道具の使い方も登場人物の視線行動などによる心情の変化だったり心理描写はもちろん台詞回しも巧み。
この映画を研究している書籍があるなら欲しい。

節々で流れるジャズの音楽も湖に揺蕩うヨットも太陽の照り返しの水面も美しい。
早朝のカットとかヨットに寝転んだところを俯瞰で撮ってるシーン好き。
きっとアルフォンソキュアロンの「ROMA」も間違いなくこの映画から多く着想を得たに違いない。
湖を揺蕩うように何度も観たい美しい映画でした。
いっち

いっちの感想・評価

4.0
圧倒的な映像美に併せ、映画学生みたいな面も併せもったさくひんだ...(海、妻の名の船、ナイフ)