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ロボコンのmanamiのレビュー・感想・評価

ロボコン(2003年製作の映画)
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長澤まさみ✖️小栗旬✖️伊藤淳史✖️塚本高史、2003年公開、みんなまだ初々しい。だけどライバル的なキャラクターである荒川良々は今とさほど変わっておらず、その意味でもウケる。
彼らの当時のイメージや、ポスターの印象などから想像するほどのキラキラはなく、劇中でも言ってるように「スポ根」もの。ロボコン=ロボットコンテストは、体育館のまあまあ狭い範囲で繰り広げられる、地味で静かで映えなくて、でも熱いバトル。初めて知ったし初めて見たけどなかなか面白いね。
旅館での修行は意図がいまいちはっきりしないけど、4人それぞれがそれなりに成長したし、絆も深まったってことなのかな。
私が好きなのは「−2kg」のために4人が力を合わせるくだり。地区大会リハ後に「いいなぁ」と呟いたその光景を、自分も体験できた時のさとみにほっこりさせられる。
さらに「初めて作業、最後までやり遂げたんじゃないの」の後の間と、「うるせーよ」が素晴らしく、私的には一番の名シーン。ここだけ2回見直したよ。
あとはもちろん、制服だけでなく、いもジャージにダサ作業服でも、どうしても可愛くなっちゃう長澤まさみも見どころ。

77
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