怨念大納言

伊藤潤二 恐怖collection 「首吊り気球」の怨念大納言のレビュー・感想・評価

1.4
伊藤潤二の漫画というのは、恐怖のアイデア最優先で、「リアリティ」とか「整合性」とかは二の次。

だからこそカルト的な人気があるし、恐ろしさが行き過ぎてギャグのようにもなってしまう。

その伊藤潤二を短編集にしようとしたのがまず素晴らしい。
長編だとどうしてもストーリーの突飛さや整合性に気が行ってしまうので、短編でポンポン見せてくれるのはよかった。
首吊り気球なんか、映像化したという一点のみで拍手したいくらい。

ただ、演技のCGは最低レベルなので、愛と根性が必要な映画。
怨念大納言

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