c

127時間のcのレビュー・感想・評価

127時間(2010年製作の映画)
3.3
「助けて!」と言って助けてもらえることがどんなに幸せな事かを実感した。
私にとってそこが一番 響いた。

あんな広大で無人の渓谷の隙間で身動き出来なくなり、声も届かず、水も無くなり、死を覚悟する127時間。
主人公が何度も回想し後悔していたけど、、、普段から家族との連絡を後回しにし、人と繋がるよりも自分の世界優先。私もだ。
でも、1人ではどうする事もできない窮地に陥った時に「助けて」の声が聞き届けてもらえる世界、環境があるって幸せなことだな。

ほとんど事実と相違無いそう。
ドキュメンタリーじゃなくドラマ仕立ての映画で、何かが襲ってきて戦う事も無くただ岩に挟まったアーロンとグルグル廻るアーロンの思考だけ。
無音だったらもっとリアルだったと思うが、音楽が効果的に使われているからこそしんどくならずに観れたのかも。

例のシーンは映画祭や試写等で失神者も出たとのこと。
声を出さずに観れる人いないんじゃないかなぁ。
そして結局その場面見たさに観賞した、という本音。
c

c