銀幕短評(#68)
「127時間」
2011年、アメリカ、イギリス。 1時間34分。
総合評価 67点。
「オデッセイ」、「リミット」に続き、またまた単独危機脱出ストーリー。ほか2つと異なるのは、これはまったくの実話だというところ。こわい。
127時間とは、5. 3日間である。
主人公は超アウトドア派で、週末にはユタ州の巨大な渓谷(キャニオンランズ国立公園)を、自分の庭のように一人 マウンテンバイクと脚で駆け巡っている。しかし、すみずみまで知りつくした渓谷に、思わぬ危険が潜んでいた。
わたしは山派で、孤独な単独行が好きですが、一度台風で遭難して、命の危機に陥ったことがあります。登山届を出しておらず、家族にも行き先をはっきり告げずに発ちました。携帯電話も圏外。山や海では、生死の境目がすぐ背後に待っています。
ユタ州の渓谷(国立公園)では、ブライスキャニオンとザイオンに、家族で行きました。とても綺麗ですが、観ているだけで 十分です、ああいうのは。