aloneの予習に(今度はホント)
ブレイク・ライヴリーは沖合で
ジェームズ・フランコは岩間で
でもこっちは実話だし、太ももをピアスで縫うどころの話じゃない。
両手をバルカン人みたいにして、両目の目頭と目尻をぐぐっと押さえ、ひゃ〜〜ってなりながら観ました。私ならできるかな。できたとしても気を失って息絶えるだろうな。その前にあんな場所に1人では行かないけど。
絶対に嫌な死に方に、土管にはまって死ぬ、というのがありまして、つまり長いこと意識もはっきりとしているのに、身動きできなくて孤独に死ぬのが一番怖いと思うんです。まさにコレがほぼソレ。しんどかった。
とはいえ、ダニー・ボイル監督らしく、トレイン・スポッティングばりにポップな演出でした。個人的には渇きが。観ているこっちまで飲料を渇望してしまう。ゲータレードって人間の飲み物ちゃうわと思ってたけど、美味しそうに見えたもんね。
朦朧とする中で、隕石が落ちてきた時から、そして自分が生まれた時から、ここで、この場所で、こうなることが決まってたんだという思考回路がなんだかすごくリアルで、自分がそう思っているかのような気持ちになった。
ここのとこ、迷走しているかのようなジェームズ・フランコですが、これは本当に彼を見る映画であり、凄さを感じました。
がんばれ〜〜!